職場や学校、バイト先などには意味不明なことで八つ当たりしてくる人っていると思います。逆もまた然りで八つ当たりされやすい人もいますよね~
僕は八つ当たりされやすい側の人間で、ちょこちょこ八つ当たりされますが、最近では慣れてきて八つ当たりされそうになる前に逃げるというスキルを身につけました(笑)
ってことで今回は誰しもがしたことも、されたこともあるであろう「八つ当たり」について調べてみました。
八つ当たりの意味
[名](スル)腹を立てて、関係のない人にまで当たり散らすこと。「落第した腹いせに弟に―する」
自分が仕事に失敗しただけなのに、部下を呼びつけて叱る上司とかがそうですね~
関係のない人間を巻き込んで嫌な気持ちにさせることです。
八つ当たりの対象は人だけでなく「物」にも当てはまります。物に当たるって言いますしね。あれも一種の八つ当たりです。物に当たっている姿を見ていると悲しくなりますね・・・
英語では八つ当たりの事を「take it out on」や「kick the cat」と言うそうです。猫を蹴るとは酷いですね・・・八つ当たりはそれくらい酷い事なんですね・・・僕が猫好きだからそう感じるだけですかね??余談ですが猫についての記事も書いているのでよかったら見てください!
八つ当たりする人の生態(心理)
僕みたいに八つ当たりされる側の人間にとっては、八つ当たりばかりしてくる人は未知の生物です。何を考えてるかさっぱりわからないので、どこか他所の星からやってきた侵略者かなんかと勘違いしてしまいそうです。八つ当たりする人ってある意味絶妙なタイミングでやってきますよね~そんな八つ当たり民族の生態を探ってみました!
・ストレス発散のため
仕事などでミスが重なったりしてストレスが溜まると狂暴になります。身近な相手を使ってストレスを解消を試みます。泣いてすっきり、笑ってすっきりことがあるように、自身の怒りの感情を吐き出すことはストレス解消としては効果的なのですが、八つ当たりされた側はたまったもんじゃないです。
・自己防衛のため
怒りなどの感情をずっと心の内側に秘めておくことは心のバランスを乱します。そのことを防ぐ為にその感情を吐き出します。本来であればその感情を直接怒りの原因にぶつけるなり、カラオケなどの別の手段で吐き出せばいいのに、八つ当たり民族はその対象を身近な全く関係ない人やモノにぶつけて発散しようとします。
「だから、八つ当たり民族は厄介なんだ!!」
・劣等感が強い
自分に自信がなく評価などが下がることを常に気にしています。怒られることに怯え常に自分を守る方法を考えています。そこで黙って一人で怒られてくれればいいのに、このような人々は周りにも被害を及ぼそうとします。自分が怒られることを想定して、その想定分の怒りを誰かにぶつけようとします。怒られる前に怒られた時のストレスを発散するってことですかね?中々高度なことをしますね(笑)
・固定観念が強い
確固たる考えの持ち主が多く頑固者です。自身の築き上げた価値観から逸脱する言動や行動をとるものを見ると、理不尽な理由をつけたり、時には理由なく怒ったり、不機嫌になったりします。傍から見たら八つ当たりにしか見えません。
この傾向は老齢の個体に多く見られます。
・獲物を見つけるのがうまい
八つ当たり民族は獲物を見つけるのが非常にうまいです。弱った獲物だけを狙うハイエナみたいです。普段から自己主張の少ない獲物や言い返さないおおらかな獲物を見つける嗅覚が抜群です。
・強いものには弱い
そして厄介なのが強いものには弱いのです。職場なら上司などには決して牙をむきません。圧倒的力の前では八つ当たり民族はへタレてしまうのです。某王子のセリフを借りると「もうだめだぁ、おしまいだ」って感じですね。
八つ当たり民族の弱点はストレスで、それを解消するために周りの人やモノに攻撃をすることでで発散しているのです。怒りのオーラを外に放つとはまだまだですな(笑)
八つ当たりされやすい人の特徴
つぎは八つ当たり民族の獲物になってしまう人の特徴です。
・言い返さない
八つ当たりを受けている時に何も言い返さない人は格好の獲物です。言い返さないことをいいことに彼らはどんどん攻め込んできます。そしてこの記憶はずっと維持されます。結果毎回毎回八つ当たりのターゲットにされてしまいます。内気な人や気弱な人、めんどくさがりの人などにこのような傾向があります。内気な人や気弱な人は怖かったり等の理由で言い返さないですし、めんどくさがりな人は言い返すのすら面倒で言い返さなかったりします。
・立場が低い
彼らの生態でも書きましたが、彼らは立場をやたら重視しています。立場の上のものには八つ当たりをしてはいけないという鉄の掟が彼らの戒律には存在しているようです。なので立場の低い人または同等の人にしか八つ当たりをしません。職場だとさっさと彼らよりも出世するしかないですね・・・
・日ごろの行動が気に食わない
日ごろの行動が気に食わないといった視点で八つ当たる獲物を探していることもあります。日ごろの言動や行動に気に食わない人物とされていると、八つ当たりの獲物になってしまうこともあります。その基準は各個体に委ねられており、だれが見てもマナー違な振る舞いであったり、一般的にはおかしなことが無くても、その個体にとって不愉快なものであったりとバラバラです。
八つ当たりしたいときにその人が現れると食いついてしまうのです。
このような特徴を持つ人が好まれます。自覚のある人は獲物にならないように気を付けましょう。
八つ当たりされないための対処法
ひたすら、理不尽な八つ当たり耐え続けるのもきついですよね・・・ってことで八つ当たりされないための対処法の紹介をしたいと思います!
・言い返す
言い返すのが一番手っ取り早いです。ですが一番難しいと思います。八つ当たりされている時に言い返すのはかなりのエネルギーが要りますし、そもそもそれが出来たら八つ当たりされないです。八つ当たり民族は人を良く見ています。これを逆手にとって八つ当たりの対象から除外してもらいましょう!八つ当たり民族との普段の何気ない会話などでやんわりと彼らの意見に反論してみたりしてみてください。多少とげのある態度や言動を取るのもいいと思います。そうしてると自然と獲物ではなくなります。
・危険を察知して予め逃げる
危機管理能力を磨くってことですね~僕の経験上八つ当たりする人って期限が顔に出やすいです。動きを見てもあからさまに機嫌が悪いのが分かることもあります。そのような危険を察知したら、さりげなくトイレに行くとかしてその人の視界から消えることを考えましょう。
・笑顔で真正面から受け止める
八つ当たりを受けている最中に笑顔を絶やさず、全く八つ当たりされているような雰囲気を出さないのも効果的です。八つ当たり民族の最大の喜びは相手が何らかのダメージを受けている姿を見ることです。そのような様子が微塵も見えないと八つ当たり甲斐がないので、獲物とみなされなくなります。
以上が対処法です。
まとめ
八つ当たりはそれをされた人にとってはかなりのストレスで負担になります。とは言え人間は弱い生き物なので、職場では八つ当たりの獲物だけど、家族の前だと八つ当たり民族だったって事もあると思います。完全に八つ当たりをしないことは難しいと思いますが出来るだけ八つ当たりはしないように心掛けて生活していきたいですね。僕も八つ当たりしてしまった後の自己嫌悪タイムはなるべく減らしたいです。